パンフレットは稼働率アップとスタッフ育成の最強ツール3
『あなたが利用してほしいご利用者』
に向けたパンフレットであること
パンフレットは不特定多数に向けて
発信する販促物ではありません
販促物の中に
そのようなツールは存在しません
かつては確かに
そのような販促物が存在していました
消費が成熟する前の時代は
不特定多数に向けた販促が存在していました
新聞や雑誌、TVの全盛期の時代は
不特定多数に向けた
マスマーケティングが成立していました
ところが
インターネットが普及して
情報を受け取る側に
主導権がシフトしていきます
TVの時代は
一方的に流れてくる情報がすべてであり
お客様がそれ以外の情報を得る事は難しい時代でした
それがインターネットの普及に伴い
自分が必要と考える情報だけを
得る事ができるようになっています
そしてさらに
「個」が重要視されるようになってきています
SNSはまさにその典型です
情報に対する感覚が大きく変わっているために
販促物で情報を発信する側の意識も
変えていかなければなりません
SNSが普及した今の時代の販促物は
「ターゲットが明確でなければ伝わらない」のです
例えば
認知症のご利用者に対する介護に
自信を持っているデイサービスであれば
認知症の方を介護する家族や
認知症のご利用者のケアプランを担当するケアマネに向けて
パンフレットを作成するのです
そうしなければ
伝わらない時代になっているということ
そして今では
もっと「個」に着目したターゲットを
設定した方が伝わりやすくなっています
認知症でも
初期の認知症の方に向けた介護に自信があるのか?
若年性認知症の方の介護に自信があるのか?
認知症が深くなっても変わらず利用できるケアと体制ができている事に自信があるのか?
これだけでも
デイサービスとしての特徴が
全く違ってくるだろうことは
デイサービスで仕事をしている方なら
お分かりになりますよね
あなたのデイサービスを
『利用していただきたい利用者』は
どんな方ですか?
それを明確にし
その方々に向けたパンフレットを作成する
それが今の時代です
もし、あなたのデイサービスで
若年性認知症の方もOK!
初期の認知症の方もOK!
と言うのであれば
それぞれの方に向けたパンフレットを作成する
そのほうが
あなたのデイサービスの『強み』も含めて
伝わりやすいパンフレットが作成できるのです
いよいよ次回がパンフレット作成の最終回
パンフレット作成の考え方は
ここまででお分かりいただけたと思います
最後はテクニック的なことをお伝えします