■笑売とは

「あなたって商売人ね…」

これって今の日本では、あんまりホメ言葉には聞こえないですよね。

どっちかって言えば、けなし言葉に分類される…

でも、どうやって商売という言葉が生まれたのか、あなたはご存知ですか?

昔、中国に「商」という国がありました。

この国の人たちは中国全土に行商に出かけていたんです。

中国はその時代はまだ小さな国々に分かれていました。

そして、国々のいたるところには、行商人たちが集う市場があったんです。

市場には様々な国の様々な業種の人たちが集います。

きっと、ものすごく活気があったでしょう。

そんな活気のある市場で、よく交わされた会話が

「どこの国から来たの?」というモノ。

まあ、さまざまな国の人たちが集う市場ですからね。

自然と「どこから来ているの?」って会話が出てくるのは当たり前ですよね。

そして、市場で一番好かれたのが…

『商の国』から来た人たち。

商の国から来た人たちは、まっとうで正直な取引をする、それに親切だ…ということで、買い物に来た人たちは、お店の人が商の国の人だと知ると、安心して商品を買ったそうです。

つまり商の国から来たという事は…

当時、それだけで信用に値するブランドだったのです。

その結果、どうなったかと言うと…

別の国から来た人たちも、自分のことを「商の国から来ました」と言うようになったんです。

その方が…売上が上がるから。

そして最終的には、市場で取引をする人のことを「商人」

市場で取引することを「商売」と呼ぶようになったのです。

本当の話なんですよ。

ここで重要なのは…

「商人」という言葉は、本来、誇るべきブランド名だったんです。

この商人という言葉…

日本に輸入され、江戸時代に士農工商の身分制度で一番下の身分に置かれたせいか、日本では「商売人ね」という言葉が、あまりいい意味で使われなくなってしまいましたが、本当に意味はそうじゃないんですね。

何が言いたいのか?って(汗)

あなたがデイサービス(商売やビジネス)をしているなら…

それは誇るべき事だという事を知ってほしかったのです。

ちなみに、わたしは商売が大好きです。

商売という言葉にプライドと誇りを持っています。

ですから、この「商人という言葉の由来」を知った時には、シビれました。

「遠くを見る」のところで書きましたが、世の中のすべての職業は「問題解決業」なのです。

人様が抱えている問題や不安を解消するために、すべての職業が存在するんです。

そして、問題を解決してくれたり、不安をなくしてくれることに、人さまはお金を支払うんです。

商売もひとつの職業ですから、同じ性質を持っています。

自社の商品やサービスを使っていただく事で、お客様の問題が解決する。

私たちは、お客様の問題を解決するために存在しているのです。

そして、私たちが生活していくためには、お客様が必要なのです。

つまり…

お客様は問題を解決してくれて「ありがとう」という…

私たちはお金を払ってくれて「ありがとう」という…

これが商売の本来あるべき姿なんですね。

しかし…

この商売のカタチが今は変わってしまっています。

商売人の中には…

「どうやって買ってもらおうか?」

「どうすればお客はものを買うのか?」

「お客をその気にさせるには、どうすればいいのか?」

などと考えている人も少なくありません。

これではダメです。

こんな事を考えていると、商売が、全然楽しくなくなるからです。

だって、自分のために、人をいかにコントロールしようか…なんてことを、いつも考え続けるって、シンドイでしょ。

精神的にシンドイことを続けていると、人間は心が枯れてくるんです。

つまり…

こういう観点でビジネスや商売を続けていると、もし間違えて売上が上がったとしても、あなたはつまらない人間になってしまうんです。

ですから、そうならないために、「商売の意味」や「商売の本当のカタチ」を知ってほしかったのです…

世の中には2つのタイプの商売人がいます。

1)お客様に感謝され、自分も喜びながら、商売している人

2)お客様に感謝されず、常にお客様をコントロールする事を考えながら商売している人

あなたはどっちのタイプになりたいですか?

人間は根源的な欲求の中に、「集団欲」というものを持っています。

食欲や性欲、睡眠欲が満たされたとしても、それだけでは喜びを感じることができないのが人間なんですね。

集団欲を持っているという事は、自分が所属するコミュニティを持ち、その中でより良い人間関係を持つことができた時に喜びを感じるという事です。

だから、人間は、人様に感謝されたり、人様に必要とされたりするときに「自分の存在理由」を明確に感じることができるのです。

つまり、人様に感謝されたり、人様に必要とされるときに、大きな喜びを感じることができるってことです。

人は人生の多くの時間を仕事をすることに費やしています。

人生の多くの時間を費やしている仕事を通して、人様に感謝され、必要とされるのは、楽しい事だと思いませんか?

絶対、楽しいですよね。

もちろん、ビジネスや商売をしているってことは、ボランティアをしているわけではないので、売上を上げることも大切です。

売上が上がるのって正直言って、楽しいですもんね。

デイのフロアに利用者がイッパイだと…ワクワクしますよね。

つまり…

お客様に感謝され必要とされることで、心がどんどん豊かになっていく…

お客様が通ってくれるだけで物質的にもどんどん豊かになっていく…

人間は心と体を持っているので、心だけの豊かさでも満足を感じられないし、物質だけの豊かさでも、満足を感じる事ができないんですね。

両方が豊かになることで、本当の満足…幸せを感じることができるのです。

そして、この両面で豊かになっていくことこそが…

商の国の人たちがやっていた、商売の本来あるべき姿なのです。

あなたもそんな商売がしたいと思いますよね。

でもね…

商売の本来あるべき姿が、そうであるコトを知ったとしても、日本人なら、やっぱり「商売」という言葉には、何か良くないイメージを持ってしまうもの。

だから、わたしは商売の本質を正しく知っていただくために、「商売」ではなく、「笑売」という言葉を使う事にしたんです。

「笑」っていう字には、楽しい、嬉しいってイメージがあるでしょ。

商売は心も物質も、両方が豊かになっていくお仕事なんです。

つまり、本当は、すっごく楽しいし、嬉しいことなんですね。

だから、やっぱり「商売」は「笑売」なんです。

あなたのビジネスや商売を「笑売」にしてしまおう!

そして、せっかくやるんだから、どんどん繁盛させちゃおう…っていうのが

『笑売繁盛の法則』なんですね。

商売の本当の姿…

理解していただけましたでしょうか?

「商売」は「笑売」

自分自身は笑いながら、楽しみながら、喜びながら…

お客様には、感謝されながら、必要とされながら…

どんどん発展していくのが、商売の本当の姿なのです!