ぼくの介護の師匠

HMM−JAPANさくらんぼの村上PONTA和之(むらかみポンタかずゆき)です。

ぼくの介護の師匠は
なんと言っても
さくらんぼをご利用してくれていたご利用者

ご利用者と向き合う姿勢が
間違っていないか?

ご利用者への声のかけ方は
間違っていないだろうか?

失語の傾向のある方との
コミュニケーションのとり方は
これでいいだろうか?

徘徊の激しい認知症の方への対応に
もっといい方法はないか?

2人介助が必要な方に
積極的に動いてもらうために
モットいい介助方法はないか?

動くのが嫌なご利用者が
動くことを受け入れてくれる
介助法はないか?

ご利用者にとって居心地の良い空間に
していくためにできることはないか?

安全な介護が実践できるための
仕事の仕方やご利用者との接し方は?
などなど

ご利用者に無言の『問い』を投げかけられ
それに応えながら走ってきた
その『問い』に真摯に向き合い
できる限りの改善に取り組んでいるつもり

でも本当にそうだろうか?

その不安を取り除き
自分たちを叱咤激励するために
第3者の目でチェックしてもらおう!

そんな思いで現場のアドバイザーとして
お招きしたのが「下山名月」さん

下山さんがぼくの第2の師匠である

下山さんの指摘は愛があるけど
厳しい指摘が多かったなぁ〜

できていない事を指摘されるのは
嫌なもんです
「あなたの介助の方法はあなたとこのご利用者の関係では不適切です」と
ズバリ指摘されるとグサッときます笑

それでも
不適切ままの苦痛な介護を
ご利用者にしてしまうわけですから
受け入れることも介護の仕事のうち

始めはオカシイと自分達で気がついていた
スタッフの力やご利用者の状況によって
見て見ぬフリをする

そのうち
「オカシイ」から「シカタナイ」に変わり
いつのまにか「当たり前」へと後退していく

はじめから適当にしようと
考える事業所はない

ご利用者へ自分たちのできる
最高のサービスを提供しようと
一生懸命だったはず

でも時間がたっていくと…
次第にオカシナことを
オカシイと思わなくなっている

いつしかオカシイと思っていたことすら
忘れてしまう

ぼくが10年間
真摯にご利用者に向き合ってこれたのは
下山さんの愛のある指摘のおかげだ!

そして3人目の師匠が
シンプルラーニングやキネステティクを
学ばせていただいている『谷口奨』さん

今でも思うんですよね〜
ご利用者に対して
もっとこんな風に
できなかったのかなぁ〜って

そのヒントをたくさんいただいて
今も学ばせていただいているのが
谷口先生です

この2人とご利用者という師匠のおかげで
今も介護の仕事を楽しむことができている

ぼくはそう思います

著書一覧:https://kazponta.com/profile/

「必ず繁盛店!売場演出の極意」(同文館)
「デイサービスオーバー90 マーケティング」(日総研出版)

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