経営者のあり方とやり方ではかる『経営力』
経営とは
「ヒト・モノ・カネを
ダイナミックに動かすこと」
ヒトの問題はマネジメント力を
モノの問題はマーケティング力を
カネの問題はファイナンス力
(ぼくがお伝えできるレベルでは計数力)を
高めることが求められる
では
経営はコレだけで十分なのだろうか?
マーケティング力
マネジメント力
ファイナンス力は
経営の「やり方」の要素
経営には
「やり方」を決める又は判断するための
「軸」と言うべき『あり方』が必要になる
この『あり方』に基づいて
経営者は経営の舵取りを行っている
ただ多くの経営者が
この『あり方』に
気づいていない
意識していない
学んでいない
特に介護事業所は
その傾向が顕著だ
では「経営力」における
『あり方』とは何だろうか?
ぼくが考えるのは
「哲学」と「時流認識」
経営者としての存在のあり方を見定め
(哲学)
その立場より流れゆく時流を
しっかりと受け止め
(時流認識)
その中で自己のかけがえのないサービスに
取り組むことで人様に伝え、支持してもらい
(マーケティング力)
その結果をより客観的にとらえて、
次なる自己の発展に活かしていくこと
(マネジメント力とファイナンス力)
これがぼくの「経営力」の定義
「経営力」を高めるには
「時流認識」の力を高めること
「哲学」の力を高めることが不可欠
「時流認識」
時流認識で大切な事は2つ
歴史を知る事
と
経済を知る事
歴史を知る
経営者にこの認識があるかどうか?は
現場のスタッフがインテーク時に作成する
アセスメント票やモニタリング用紙を
拝見するだけで予想ができる
経済を知る
経営者が経済オンチだと
小さな法人を維持することはできても
法人を大きく発展させていくことは難しい
経済とは近代資本主義を学ぶこと
今のこの国の・世界の経済を学ぶことである
「哲学」
哲学は
「人間とはなんぞや?」
に尽きる
意識をしている・していないに関わらず
経営者は何かを判断・決断するとき
何らかの「軸」に基づいて行なっている
判断するときは
冷静に周りを見渡して
シビアに不要なものを
切り捨てていく力が求められる
それができるかどうか?は
「軸」の有無
「哲学」の有無にある
その「軸」は何なのか?
なぜ自分はそういう「軸」を
持つに至ったのか?
それを内省することが「哲学」である
介護の仕事において
「自分の軸」のない人間は
他者に関わってはいけないと
ぼくは考えている
以上
5つの力
(哲学・時流認識・マーケティング・
マネジメント・ファイナンス)
を束ねたものが「経営力」である