会社の成長をむしばむ『DNA』

会社を蝕む『DNA』を知っていますか?
厳しいことをサラッと言うのがぼくのDNAと
多くのクライアントさんから褒められる!?
さくらんぼの村上和之です

Dは「どんぶり勘定」
Nは「猫の手採用」
Aは「あと回し」

小さな会社ほど
これに当てはまると会社の成長は滞ります

「あと回し」は
大切なことを後回しにし
目の前の急を要する仕事を
優先してしまうことを言います

後で大切なことに取り組むことができれば
問題はないのですが
急な仕事は次から次へと
湧いてくるものでもあります

それが大切なものばかりなら良いのですが
そんなはずもありません

気がつけば
大切なことには手がつけられないまま
いつまでも放置することになります

「猫の手採用」とは
猫の手も借りたいほど
忙しくなり採用することを言います

会社の成長で忙しくなり
猫の手採用をする会社は
ほとんどありません

多くの場合は
退職に伴う人員補充がすすまなくて
人手が足りない状況が
現場で起きている場合の採用を意味します

欠員が出てしまうこと
その補充が遅々としてすすまないこと
補充を待たずにスタッフが退職していることなど
問題が山積みの状況の中での採用と言えます

組織内のモラル低下や
スタッフに成長意欲がないなど
マネジメントにおける課題が
山積している会社で起きてしまう現象です

「あと回し」と「猫の手採用」については
現場スタッフも自分の会社がどうなのか?
判断しやすいのではないでしょうか?

毎日の仕事の中で感じることで
ほぼ当たっていると思います

普段の仕事とも関わりの深いことなので
自分の会社がどうなのか?
が想像できると思います

問題は「どんぶり勘定」です

スタッフが気付かないところで
場合によっては経営者も気付かないところで
会社を破綻へと導いてしまう

それがどんぶり勘定の怖いところです

スタッフの皆さんが
「自分のデイはどんぶり勘定だろうか?」
をチェックしたいのであれば
次の項目について確かめてみると分かります

□稼働率の話はするけど、それを実現させる具体的な話はない
□経営計画発表会など、会社の未来予想図を聞いたことがない
□デイで決算書や試算表が公開されていない
□経費削減、人員効率化などの話はあるが、その結果や成果の報告はない
□昇給や賞与の仕組みやルールが不明確

この中で1つでもチェックが付けば
どんぶり勘定している可能性が高いです

どんぶり勘定からどう脱却するか?
はじめの1歩は「月次決算」しかありません

あと回しにしますか?