■うまく行くコツは共通している
『デイサービスの経営(ビジネスや商売)が、うまく行くためにはどうしたらいいのだろう?』
このブログを読み続けてくださっているあなたは、どうにかして、デイサービス経営(ビジネスや商売)をうまく行かせたいと、切実なほどに思っている人ですよね。
そう思っているからこそ、このブログに立ち寄ってくださっているんですもんね。
確かに、世の中にはうまく行っている人というのがたくさんいます。
不景気であろうと、景気に左右されずに、儲け続けている人がいます。
どんどんと、お店を大きくしたり、事業を拡大していっている人がいます。
そんな、うまく行っている人たちは、どうして、うまく行っているのでしょうか?
『別に、やっているサービス(売っている商品)も自分と変わらないし…、特別な営業方法(販売方法)でやっているみたいでもない…。何か隠れた、秘訣みたいなのがあるのだろうか?』
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もし、あなたがそう思っているとしたら、難しく考えすぎています。
ここで、あなたが手に入れたいと思っている、『うまく行く方法』について、もう一度、考えてみましょう…。
『うまく行くためには、特別な事をしなければいけない…』って思っている人が多いんですよね。
そしてもうひとつ…。
『それぞれの分野で、うまく行く方法は異なる…』と思っちゃっているのです。
例えば、ビジネスで言えば、デイサービスでうまく行く方法と、小売店でうまく行く方法と、住宅リフォーム会社でうまく行く方法は、違うと思っているのですよね。
でも…
世の中を見渡すと、いくつかの分野で、秀でている人っていうのがいますよね。
例えば…
華道の名人の中には、書道も達人級…なんて人がたくさんいます。
武道の達人の中にも、同じような人がたくさんいます。
宮本武蔵なんかもそうですよね。
二刀流で、剣の道を極めた武蔵は、「二天」という名前で、多くの絵画や書を残しています。
これらの作品は、世界でも高い評価を受けているほどの作品なんですね。
ビジネスの世界をみても、成功者の中には、音楽や芸術の分野などで、優れた実力を発揮している人というのが、いるんですよね。
つまり、ひとつの分野で秀でた人の中には、その分野以外でも、優れた実力を発揮している人が、たくさんいるんです。
これは何故なのでしょうか?
才能にあふれた人…っていうのが、世の中にいるって事?
聖書の中に「持っている者は更に与えられ、持っていない者には奪われるであろう」という言葉がありますが…。
神様は、選ばれた人にだけ、多くの分野における才能を与えたってことでしょうか?
どう思いますか?
もし、そうだとしたら、神様っていうのは、不公平ですよね。
でも、そうではないのです。
神様は、とっても公平なんですよね。
実は、うまく行っている人が、更にうまく行き…
ひとつの分野で才能を発揮している人が、他の分野でも才能を発揮できるのには訳があるんです。
そのわけとは…
⇒『うまく行く方法は、あらゆる分野で共通している』
と言う事です。
つまり、ひとつの分野でうまく行ったり、才能を発揮している人は、他の分野でその方法を応用すれば、他の分野でもうまく行くようになれるんですね。
だから、うまく行く人は、うまく行くコツが分かっているから、どんどんうまく行き…
うまく行かない人は、うまく行くコツが分かっていないから、全然、うまくいかない…という結果になるのです。
多くの人は「分野が違えば、うまく行く方法やコツは違うものだ」と思っていますが…
うまく行っている人たちは「分野が違っても、うまく行く方法やコツは、一緒だ」と思っています(もちろん、分野が異なれば、少しだけ加工する必要はありますが、基本的には同じなのです)
つまり、華道で上達する方法と、書道が上達するコツは一緒だし…
武道で強くなる方法と、絵画が上手くなるコツは一緒だし…
ビジネスでうまく行く方法と、芸術に精通するコツは一緒なのです。
だから、ひとつの分野でうまく行っている人は、他の分野でもうまく行く人が多いのですよね。
と言う事は…?
他の業界でうまく行く方法を、デイサービス(商売やビジネス)に応用しても、うまく行くってことですよね!
今まで「デイサービス(商売やビジネス)には、きっと、特別なうまく行く方法があるはずだ!」と思って、デイサービス(商売やビジネス)がうまく行く方法と、他の分野でうまく行く方法を、頭の中で分けていたから、うまく行く方法が見えてこなかったのです…。
一言でいえば、小難しく考えすぎていたのです!
「デイサービス(商売やビジネス)がうまく行く方法と、他の分野でうまく行く方法が、実は、一緒なんだ!」ということが分かると…
今までと違う視点で、世の中を見る事ができるようになります。
そうすると…
⇒色んなところから、ビジネスのヒントが見えてくるようになります。
⇒色んなところに、うまく行く方法が溢れているのが分かります。
そして、これらの事を見ていくと分かるのですが…
うまく行くために、特別なことをする必要はないのです!
信じられない?
でも、本当のことなんです。
うまく行っている人は、ごくごく普通の事の中に、うまく行く秘訣がある事を知っているのです。
そして、その「普通の事」を実践すれば、うまく行く事を知っているのです。
つまり、「基本」さえ分かって、できるようになっていれば、特別な事をしなくってもうまく行くって事です。
ますます嘘みたい?
さくらんぼの地元奈良が誇る柔道家に古賀稔彦さんがいます。
平成の三四郎と呼ばれた彼の著書「人は弱さを知り、強くなる」(PHP出版)の中で「基本」についてこのように書いています。
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私は兄によって、基本に忠実であることの大切さを体得したと思っている。
もし、甘い教え方をされていたら、私は妥協してラクをすることを覚え、多少は背負い投げが得意と言うだけの並の選手で終わったに違いない。
基本に忠実である事。
これは柔道だけではなく、生き方全般にも言える事ではないだろうか。
基本さえしっかりしていれば、応用はいくらでも利く。
すべてのスポーツがそうであると思うが、華やかなプレーの裏には、確かな基本が存在している。その基本には、血のにじむような日ごろの修練と精神力が必要とされる。なぜなら、基本の練習ほど単調で正確さを要求するものはないからである。基本とは、日常の練習の集大成、すべてなのである。つまり、その人間のもつ考え方、習慣がすべて現われるのが基本なのである。
↑↑↑(ここまで)
このような言葉は、古賀稔彦さんだけのものではありません。
競技に関わらず、一流のスポーツマンは、みんな「基本の大切さ」を言うのです。
(イチローは小学校3年生のときから素振りを1日も欠かしたことがなかったそうです)
それは一流のスポーツマンほど、基本の大切さを実感しているからなんですね。
基本なくして、応用や華やかなプレーは無いのです!
でも、基本って、あまりにも当たり前の事すぎて、多くの人が見落とす事でもあるんですね。
それよりも、派手なプレーに目が行くんです。
多くの人が、うまく行くために「何か特別なノウハウ」を探しています。
そして、世の中でうまく行っている人の、派手な部分に目が行き、そこを真似しようとします。
でも…
すべては、ごく当たり前にみえる基本に含まれているんです。
だから、やっぱり、特別な事は必要ないんですね。
では、うまく行っている人は、どんな基本を持っているのか?
分野や業種に関わらず、うまく行っている人には、共通するコツがあるんですよね。
このコツを、それぞれの分野で活用している人が、うまく行っている人たちなのです。