介護への想いと経営の両立を目指して!

HMM−JAPANさくらんぼの村上PONTA和之(むらかみポンタかずゆき)です。

介護に対する熱い想いを持った介護職は多い

デイサービスをオープンする時の記念講演を

三好春樹氏にお願いした

その時に集まってきた人の中に

熱い想いを話してくれる介護職が

たくさんいることを嬉しく感じた

ただ…

そういう想いはあるけれど

経営となると話は別!

という気持ちがあるようだ

もちろん

経営というか

儲けることを第一に考えたり

効率化のみを追い求めたりする事業所も多い

介護への熱い想いと

安定した経営は

相いれない関係なのか???

ぼくの答えはNOだ

介護への熱い想いがあるからこそ

安定した経営が約束されるのだと考えている

目先で考えれば

効率化や儲け主義でいった方が

いいに決まっている

介護への熱い想いを

経営にどう反映させていくのか?

熱い想いで介護をする事業所は

そうでない事業所と何が違うのか?

熱い想いを働くスタッフに浸透させていくために

どんな教育を準備するのか?

想いをケアマネや地域

ご利用者やそのご家族に

どんな風に伝えていくのか?

熱い想いがあるのに

経営がうまくいかないのは

自己満足のマスターベーションしかしていないから

もちろん

はじめは自己満足のマスターベーションからしか始まらないものだ

どういうことかと言えば

熱い想いがあるにも関わらず

軸は自分にしかない

ご利用者のためと口では言うものの

結局は自分のことしか考えていないのだ

例えば

ご利用者の○○さんについて考えるよりも

認知症とは?とか

お年寄りというものは…と

漠然とご利用者をとらえてしまう

それが多くのご利用者に振り回され

へこたれながらも成長させてもらうことで

一人ひとりのご利用者に対する

個別の対応ができるようになるのである

ただ残念なことに

一人ひとりのご利用者に対応できるようになった時点で

個別対応ができていると勘違いしているスタッフも多い

それは大いなる過ちであって

その段階はまだ自己満足の段階なのである

たとえば認知症一つとってもそう

その方の認知症のタイプは何なのか?等

深めていけば

どれだけでも勉強することができる

その勉強をトコトンしていくからこそ

そしてその勉強したことをご利用者に還元していくからこそ

個別対応ができるようになってくるのである

残念ながら

介護職には熱い想いはあっても

勉強好きな介護職が少ないような気がしている

まるで…

勉強はしたくないけど東大に行きたい!とか

練習は嫌いだけど大リーガーになりたい!って

言っているガキみたいな介護職が多いんだよね〜

努力をせずに

本当の意味での個別対応というのはできないし

それができなければ

熱い想いと経営の両立もおぼつかない

勉強しなきゃ!

練習しなきゃ!って

難しそうに感じられるのですが

どんな商売でも

繁盛店とそうでないお店の差というのは

そういうところにあるんです

繁盛店で働いているスタッフというのは

みんなそんな働き方をしているんです

今日ケアでつまづいたご利用者がいたら

どうすれば明日はできるようになるか?

1日に5分でもいいから

事業所内で

先輩をつかまえて

練習する介護職が増えてきたら

介護シーンは大きく変わるような気がする

ただ現状は

後始末的な仕事に忙殺されている

介護職が多いんではないでしょうか?

介護事業所のマネジメントで

今一番大切だと考えるのが

「研修計画」づくり

運営指導基準ではなく

経営理念や事業計画に沿った

「研修計画」づくりから始めることで

想いと経営の両立に近づくのだと考えています

著書一覧:https://kazponta.com/profile/

「必ず繁盛店!売場演出の極意」(同文館)

「デイサービスオーバー90 マーケティング」(日総研出版)

コンサルティングスタンス:https://kazponta.com/mc/

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