最初で最後のレクレーション

HMM−JAPANさくらんぼの村上PONTA和之(むらかみポンタかずゆき)です。

末期ガンの方が、ご利用になられたことがあります。
まだお若くて、ぼくよりも少し歳上といったくらいの方でした

奥さんが税理士さんで年末は特に忙しいということで
奥さんが自宅で仕事ができない日だけを
利用させてほしいという依頼でした
年末までは毎日ということだったのですが…

ご利用者は胃瘻だったため
看護師を十分に配置している
さくらんぼを選んでいただくことになりました

ご利用者は自宅で一人でも大丈夫というのですが
奥様としては不安しかない
胃瘻のスピードをムチャクチャ早くしたりと
危なっかしいとのことでした

結果、ご利用者は不本意のまま利用が始まりました

とにかく、自宅でいるような過ごし方がしたいということで
本を読んだり、TVを観たり、1日横になって過ごしていました

レクレーションや行事にお誘いしても、何の反応もなし

全く興味を示さずに、さくらんぼでの時間が過ぎていきました

それが、クリスマス会の日

「わたしも観に行こうかな」

嬉しかったですね

その方の笑顔を見たのは、久しぶり

他の利用者やスタッフ同様、被り物をしながら
レクレーションの時間を楽しんでくれました

次の利用日は、何をお誘いしようかな?と
ワクワクしながら、送っていったことを覚えています

でも、その日が最後の利用日となりました

冬の寒さで体調が急変し、そのままお亡くなりになったそうです

今でも、その時の楽しそうな笑顔が浮かんできます

どんな些細な介助やレクレーションでもスタッフには一生懸命にやってほしい

ぼくがそう感じるのは、このご利用者との思い出が影響しています

ぼくたちにとって、今日のレクは毎日行うレクの1つでしかないのかも知れません

でも、ご利用者にとっては最後のレクレーションになることだってあるんです

だから、スタッフは手を抜いてはいけない
何となくやってはいけない

そんなデイサービスにとって大切なことを教えてくれたご利用者さんでした

著書一覧:https://kazponta.com/profile/

「必ず繁盛店!売場演出の極意」(同文館)
「デイサービスオーバー90 マーケティング」(日総研出版)

コンサルティングスタンス:https://kazponta.com/mc/

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